みんとのつぶやき

読んだ本、聴いたCDの感想などをつらつら書いています。

処分は難しい

 今日、少し前まで約2年間毎日のように使っていた鞄を処分した。連日の荒い使い方がたたり、汚れ、すれ、取っ手が切れ、ぼろぼろになり、ここ3か月くらいは使えなかった鞄だ。あまりダメージがない部分の革はいい感じにエイジングを重ねているので、そこだけ何かに使えないか?と思い、保管していた。が、自分の性格や今までの所業を顧みるとほぼ現実的ではなく、また、うまくいくともは思えなかった。保管し続けるだけの空間の余裕もなく、第二の用途も探せず、処分は仕方がないのだが、年代的なのか「物を捨てる」ことへの抵抗が大きいのと、それなりに気に入っていたものを手放すことへの抵抗なのか、日常的に紙屑を捨てるような気持ちではいられない。「処分しなければ」「処分するしかない」と思いつつ保管していた期間も長かった(2か月くらい?)が、袋に詰めながら、処分しながら思いだしたのは、こんまりさんの「ありがとう、と感謝しながら捨てる」といった文言だった。心持がかなり変わる気がした。鞄一つの処分でこれほど動揺するのだ。こんまりさんらにヘルプを依頼してかたずけようとする人々が短時間にするであろう決断の多さとやりぬく意志の強さはものすごい気がする。本を読んでいたときは「なるほど」としか思わなかったが、今さらながら感嘆する。