みんとのつぶやき

読んだ本、聴いたCDの感想などをつらつら書いています。

読んだ本「アフロ記者が記者として書いてきたこと。(略)」

 最初の約10ページで密度の濃さにおののき、その後再度ページをめくるのも、読み進めるのも多少パワーが必要だった。「心の底から言いたいことだけを書く」ことを自分に課した、とあるが、その通りな文章で、読み手に襟をたださせる(読むときの態度として)。
 書き手によりさまざまだとは思うが、新聞を作る人がこんな思いで取材し、記事を書いているのか、驚きだった。ユーモアがあり、抑制の効いた、読みやすい文章だが、その裏に隠れた事柄の膨大さに唖然とした。絞りに絞った文章。行動も、節約を例にとっても、普通考えられる以上絞りに絞っている。感嘆と、頭を殴られた感。