みんとのつぶやき

読んだ本、聴いたCDの感想などをつらつら書いています。

読んだ本 「刑務所わず。」

 ほりえもんの「刑務所なう」を読んだ後、出所後に堀の中では書けなかったことを書いた本がある、と友人から聞いて読んだ。「刑務所なう」では出所まであと数か月で終わっていて、「ここで終わるの?」と中途半端感が強かったが、その続編でもあった。「わず」は、過去形(was)ということだそうだ。
 かなり読みやすく整理されているのだろうとは思うが、同じ受刑者についての描写はけっこう強烈だ。本での描写は一回の出来事でも、実際には似たようなことがたびたび発生したりするのだろうし。。。どんな人とも仕事(?)上関わらざるを得ず、ほぼ選択権がないのはかなりのストレスだと思う。
 本全体としては受刑者生活で、社会生活の基本を会得し、制約され自由のない生活で心身共にニュートラルになって、新たな一歩を踏み出そうとしているような感じをうけた。新たな一歩といっても、それ以前に気づきあげてきた物事が生きている。スタッフもずっとついてきているのは驚きだ。