みんとのつぶやき

読んだ本、聴いたCDの感想などをつらつら書いています。

読んだ本「かなわない」

 新聞で紹介記事を読んで図書館に予約した本。どんな紹介文だったんだろう。なぜ興味を持ったのか全然わからず、最初は読み続けるのが苦痛だった。だんなさん、お子さんとの日常。仕事や自分の楽しみや用事にだんだん復帰し、心のありようのかなり赤裸々な内容が多くなっていく。子供に向き合うつらさ、自分自身に向き合うつらさ、その他もろもろ。いろんな人の助言を得つつ、いろいろぶつかる様子。文章でこれだけつらそうだと当の本人はかなりつらいと思った。本のなかでも今読んだらわかると思う、と出てきたが、神蔵美子さんの「たまゆら」と似たところがある気がする。なので、読むのはある程度時間がたってからのほうがよい気はする。
 何事も人徳というか、本人に帰することだと思うが、友人・知人に恵まれている人だと思った。出会いを大切にするし。アドバイスをくれる人も、普通はそんなに現れないのでは。きちんと求め、また返しているからよい出会いがあるのだろう。
 文章は淡々と、理路整然といった体で読みやすい。文章にしていること自体で感情も整理されているのかもしれないが、ときどき鋭い分析もありハッとさせられる。
 でてきたお店の名前で、かなり昔だが行ったことのある名前もあり、なつかしかった。

またもやN響コンサートへ

 週末、またもやN響のコンサートを聴きにNHKホールへ。今回の一番の目当てはアランフェス協奏曲。もともと知っていたのがこれだけだったこともある。といっても、以前聞いたことがあったのは第二楽章だけ。予習時第一・第三楽章の存在に驚いていたのであった。
 ギターソロはカニサレス。もともとフラメンコギターに近い人なのかな?さりげなく始まり、「いつのまにか音がある」ような、簡素な、親しみやすい、しみじみした演奏だった。予習で聴いていたクラシックギターの演奏とは全くアプローチが違う感じ。足を組んでギターを弾き、足で拍子をとる音が聞こえてきたりと、クラシックコンサートの枠が拡がっているのをみているような印象で少し感慨があった。それほどコンサートに行っているわけではないし、的外れな感想かもしれないが。。。
 ギターの音がNHKホールの大ホール、自由席まで音が届くのか実は心配だったが、曲の前にマイクやPA機器がセットされた。ギターの音はPAが入ってどこの席でも聴こえるようにしていたようだ。でも、スピーカーから出てきている感はなく、自然に響いていた。今の技術はすごいなー。
 他の曲は、予習時からあまり印象に残らず、実際も瞼が重くなってしまったりして同様に印象がない。。。。三角帽子とか、なんだか指揮者もオーケストラもノリノリ(?)ですごいなー、とは思いながら聴いていた。
 

読んだ本「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

 だいぶ前に買って、忘れていて、棚から再発見した本。読んでみようとしてから「今の自分にぴったりかも」と思い、いろいろ思い浮かべながら読んだ。
 ①仕事を締め切りまでに終わらせるための考え方、②その取り組み方、③1日の仕事の仕方、といった事柄が、著者の成功体験とともに語られ、説得力があるし、なるほど!と思う事柄は多い。多少語弊があるかもしれないが、実行できそうな感じでいってみれば、まず全体を考えて見通しをたて、そこを集中して仕事をして問題点を洗い出す。日程が足りないかどうかはその時点で予想が立てられるので、上司に早めの対処を要請できる。その後は仕事を進めていく、、、といった感じか。
 これを実行するのに、やるべきことを順序づける冷静な判断力が必要だ。本のなかでも語られているが、集中力も。それを可能にする動機づけも。かなり読みやすく、とっかかりもつかみやすいように書かれてはいるが、ハードルは高い。

N響定期公演

 「カルメン」の演奏会形式。カルメンの全曲をきちんと聴いたことも、そのオペラも見たことがなく、当日パンフレットを読んで「こんなストーリーだったのか!」と初めて知る有様。そんな私でも、演奏される曲の多くがかなり耳になじみがあり聴きやすく、「カルメン」がいかに人気オペラなのかあらためて知ることになった。
 演奏会形式ということで、歌手がオーケストラの前にただ立って歌うのかと思っていたが、かなり身振り手振りが入っていて、わかりやすく、みていて楽しい。とはいえ、何かが起こった場面、たとえば登場人物が息をひきとる場面であっても、その人物役の歌手はステージ上に変わらず立っているので、ストーリーを知らずステージだけ見ていてもよくわからないことにはなる。
 カルメン役の歌手の、声のみならず、容姿、衣装、演技、オーラその他すべてを使って(?)カルメンを表現しているのはすごかった。他の皆様のそれぞれすごい。。。。
 他の歌手の皆様、コーラスや児童合唱もすばらしかった。N響の定期に通うようになって数か月、比較対象があまりないが、いつもこんなに素晴らしくてよいのだろうか、と思った。

広告を非表示にする

ライブ

 この12月はライブ視聴予定が異様に詰まっている。今週末まで行ったものをあげてみる。
 12/4 上原ひろみ  The Trio Project  六本木のスタンディングライブに行った後、もう1回、今度は姿が見えるライブに行きたい!と国際フォーラムのチケットを買ってしまった。視界は問題ないが、やはり後ろから数列目。あいかわらず前方の盛り上がりはわからないが、その分、音楽がよく聴こえた気がする。これはこれでいいかも。
 演奏は素晴らしかった!演奏する姿も衝撃だった。パッと見は、子供が楽しく思うままピアノを弾いていたのがそのまま大人になった、という印象で、よくここまでつぶされずに、とも思ってしまったのだが、そういう事ではないのだろうと思う。3日連続公演の3日目で疲れもあったのではと思うが、まったくそれを感じさせないパワフルな演奏だった。他の二人も素晴らしかったが、ドラムが特に印象にのこった。
 その後、12/8 野獣王国、12/10 ExhiVision、12/11 N響定期公演とライブ三昧の週だった。

広告を非表示にする

読んだ本 「挑む力」

 桑田真澄の著書。甲子園時から注目され、プロ野球選手として王道を歩いていたと思っていたので、かなり意外な内容だった。ある意味王道を歩いたには違いないとは思うが、イメージとはかなり違っていた。高校1年生、初の甲子園でエースで優勝、というイメージが強かったが、最初からエースだったわけではなく、大阪大会で投げるピッチャーがいなくなったから出番が回ってきた(と本にはある)そうだ。初めて大阪大会で登板したとき、味方がだれも声をかけてくれず孤独だった、回を重ねていくとだんだん声をかけてくれたというのは、今文面を思い出すと涙がでてくる。アルコールの影響下にいるからというのもあるが。。。。
 素直で柔軟性のある姿勢に感嘆した。ほぼ意味がないと思われる過去の練習(に付随する)内容について恨んでいない、体格のコンプレックスも、親を恨んだりするのではなく、もしかしたらそういう時期もあったかもわからないけど、克服しようとしてきた姿勢、その他もろもろ。すべての根本となっている、野球が好きだ、という強い思い。広い視野に立った、野球界や野球人に対する思い。野球を志す人だけでなく、あらゆる若い人々に読んでほしい本だと思った。

<後日追記>
 上記では全く漏れてしまったが、本の後半は(プロ)野球の将来を思う文章になっている。日本、アメリカのプロの世界を経験し、またその上に勉強も重ねての言葉が連なっている。どんな世界であれ、それまでの慣習はなかなか崩れないし、変えるのも難しいと思う。が、関わる人々が「そういえばあの本にこんなことが書いてあったかも」と思いだし、よい方向に向かう一助になるといいなと思いながら読んだ。野球界のことは全くわからないが。

N響のコンサートへ

 昨日もまたN響のコンサートを聴いてきた。ショスタコーヴィチの曲。どれも、とても素晴らしい演奏だった気がする。特に最後の交響曲。これだけ、事前にCDで聴いてみたりしていたが、あまり好きな曲ではないかなあ、と思っていた。が、昨日は全く違った印象だった。聴く環境も姿勢大違いだが(イヤホンだったり、通勤途中でブツギレだったり)。ブラボーの声が響いていた。
 といっても、やはりまた途中ウトウトしてしまってとても残念だった。友人と話すと「気持ちいいから寝てしまうのであって、悪いことではない」ということになるのだけど、実際そういう面があるが、でもきちんと聴けなかったのは残念。帰り、歩いていると、歓声とともに青の洞窟が!夜空(まだ五時だが)に映えてきれいだった。

広告を非表示にする