みんとのつぶやき

読んだ本、聴いたCDの感想などをつらつら書いています。

N響定期公演

 「カルメン」の演奏会形式。カルメンの全曲をきちんと聴いたことも、そのオペラも見たことがなく、当日パンフレットを読んで「こんなストーリーだったのか!」と初めて知る有様。そんな私でも、演奏される曲の多くがかなり耳になじみがあり聴きやすく、「カルメン」がいかに人気オペラなのかあらためて知ることになった。
 演奏会形式ということで、歌手がオーケストラの前にただ立って歌うのかと思っていたが、かなり身振り手振りが入っていて、わかりやすく、みていて楽しい。とはいえ、何かが起こった場面、たとえば登場人物が息をひきとる場面であっても、その人物役の歌手はステージ上に変わらず立っているので、ストーリーを知らずステージだけ見ていてもよくわからないことにはなる。
 カルメン役の歌手の、声のみならず、容姿、衣装、演技、オーラその他すべてを使って(?)カルメンを表現しているのはすごかった。他の皆様のそれぞれすごい。。。。
 他の歌手の皆様、コーラスや児童合唱もすばらしかった。N響の定期に通うようになって数か月、比較対象があまりないが、いつもこんなに素晴らしくてよいのだろうか、と思った。

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ライブ

 この12月はライブ視聴予定が異様に詰まっている。今週末まで行ったものをあげてみる。
 12/4 上原ひろみ  The Trio Project  六本木のスタンディングライブに行った後、もう1回、今度は姿が見えるライブに行きたい!と国際フォーラムのチケットを買ってしまった。視界は問題ないが、やはり後ろから数列目。あいかわらず前方の盛り上がりはわからないが、その分、音楽がよく聴こえた気がする。これはこれでいいかも。
 演奏は素晴らしかった!演奏する姿も衝撃だった。パッと見は、子供が楽しく思うままピアノを弾いていたのがそのまま大人になった、という印象で、よくここまでつぶされずに、とも思ってしまったのだが、そういう事ではないのだろうと思う。3日連続公演の3日目で疲れもあったのではと思うが、まったくそれを感じさせないパワフルな演奏だった。他の二人も素晴らしかったが、ドラムが特に印象にのこった。
 その後、12/8 野獣王国、12/10 ExhiVision、12/11 N響定期公演とライブ三昧の週だった。

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読んだ本 「挑む力」

 桑田真澄の著書。甲子園時から注目され、プロ野球選手として王道を歩いていたと思っていたので、かなり意外な内容だった。ある意味王道を歩いたには違いないとは思うが、イメージとはかなり違っていた。高校1年生、初の甲子園でエースで優勝、というイメージが強かったが、最初からエースだったわけではなく、大阪大会で投げるピッチャーがいなくなったから出番が回ってきた(と本にはある)そうだ。初めて大阪大会で登板したとき、味方がだれも声をかけてくれず孤独だった、回を重ねていくとだんだん声をかけてくれたというのは、今文面を思い出すと涙がでてくる。アルコールの影響下にいるからというのもあるが。。。。
 素直で柔軟性のある姿勢に感嘆した。ほぼ意味がないと思われる過去の練習(に付随する)内容について恨んでいない、体格のコンプレックスも、親を恨んだりするのではなく、もしかしたらそういう時期もあったかもわからないけど、克服しようとしてきた姿勢、その他もろもろ。すべての根本となっている、野球が好きだ、という強い思い。広い視野に立った、野球界や野球人に対する思い。野球を志す人だけでなく、あらゆる若い人々に読んでほしい本だと思った。

<後日追記>
 上記では全く漏れてしまったが、本の後半は(プロ)野球の将来を思う文章になっている。日本、アメリカのプロの世界を経験し、またその上に勉強も重ねての言葉が連なっている。どんな世界であれ、それまでの慣習はなかなか崩れないし、変えるのも難しいと思う。が、関わる人々が「そういえばあの本にこんなことが書いてあったかも」と思いだし、よい方向に向かう一助になるといいなと思いながら読んだ。野球界のことは全くわからないが。

N響のコンサートへ

 昨日もまたN響のコンサートを聴いてきた。ショスタコーヴィチの曲。どれも、とても素晴らしい演奏だった気がする。特に最後の交響曲。これだけ、事前にCDで聴いてみたりしていたが、あまり好きな曲ではないかなあ、と思っていた。が、昨日は全く違った印象だった。聴く環境も姿勢大違いだが(イヤホンだったり、通勤途中でブツギレだったり)。ブラボーの声が響いていた。
 といっても、やはりまた途中ウトウトしてしまってとても残念だった。友人と話すと「気持ちいいから寝てしまうのであって、悪いことではない」ということになるのだけど、実際そういう面があるが、でもきちんと聴けなかったのは残念。帰り、歩いていると、歓声とともに青の洞窟が!夜空(まだ五時だが)に映えてきれいだった。

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読んだ本 「姉・米原万里」

 米原万里の著書は数冊しか読んでいないが、主張や視線の鋭さ、独特さ、そして説得力に強烈な印象を受けた。生い立ちやプラハソビエト学校に通い、世界のいろんな立場の方に知り合いがいる、といった事柄が生み出すと思われる視界の広さと、それを説得力のある文章にできる方は稀有だろうと思う。妹のユリさんがお姉さんについて書いた本で、書評を読んで「ぜひ読みたい」と思ったのだが、その書評がどんなだったかはすっかり忘れてしまった。
 米原万里の著書からは、非常に強い人、超人といったイメージだった。この本では、弱い面や苦手な点も描かれ、超人ではなく、挫折も失敗もある、普通の人(という表現もどうかと思うが)だったのだ、ということがわかった。米原万里の著書を読み返してみたら、前に読んだときとは違った印象もあるかもしれない。

久々のライブ

 今週、上原ひろみのライブに行ってきた!タイトルには「久々の」とついているが、上原ひろみのライブは初めて。それほど聴いていたわけではないのだが、この夏か秋に何かを読んで「ライブに行ってみたい」と思ったのだ。しかし関東(というか、東京地区)は国際フォーラムのAホールのみ。会場が広すぎる。どう考えてもよい席はとれなさそうだし。以前いった某グループのコンサートは、2階席の後ろから数列目、という席だったが、演奏者は米粒のようにしか見えず、しかも、1階客や前方の席の方々の盛り上がりがよく聴こえず、このコンサートが盛り上がっているのかどうかよくわからなかった。途中から、周りは気にせず楽しむことにして、楽しくはあったのだが、会場にはよい印象がない。小旅行を兼ねて地方の会場に!というほどでもないし、というわけでチケットをとろうともせず諦めていたら、EXシアターでのライブが追加になったのだ。スタンディングだったので多少迷ったが、体調に気を配る目的ができたと思うことにした。
 なんというか、「すごかった」の一言。あれほどまで、全身全霊で弾いているとは。一音一音のタッチがなんというかすごい。開始10分前くらいにやっと会場にはいったので、演奏者の姿はほとんど見えなかったが、時々前にいる人々の頭の隙間から見える様子や、何かのタイミングの息づかい。ピアノを弾きだした途端、感情というか、気持ちがピアノを通じて爆発している感じ。曲は最新作「SPARK」は聴いていなかったのでほぼ初聴だったが、何拍子なのか追うこともできず複雑な感じだが、各楽器がきちんと合っている。すごい、の一言しかない。

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読んだ本「母と神童」

 五嶋みどり五嶋龍の母である五嶋節の半生の物語。音楽関連の多少専門的(なのだろうか)な箇所はけっこうとばしてしまったが。読み終わって、もやもやした、なんともいえない、苦いやるせない感情が残る。ほかに何も文章がまとまらない。厳しいが、懐の深い人なのだろう、と思う。