みんとのつぶやき

読んだ本、聴いたCDの感想などをつらつら書いています。

またもやN響定期演奏会

 デュトワ指揮、①ストラヴィンスキー「幻想的スケルツォ 作品3」、②サン・サーンス「ピアノ協奏曲第5番ヘ長調作品103」、③ストラヴィンスキーバレエ音楽 火の鳥 1910年全曲版」だった。
 NHKホールに向かってみると、前の並木でなんと大江戸骨董市をやっていた。席をとった後、20分ばかり覗いてみる。有楽町の国際フォーラムとは雰囲気がちがって、のどかな印象。久々の骨董市で楽しかったが、寒いなか歩き回ったのは音楽を聴く前にはあまりよくなかった。
 サン・サーンスのピアノ協奏曲。ピアニストとオーケストラとの調和がすごかった。アンコールも素敵だった。
 印章に残ったのはやはり後半の「火の鳥」。休憩の間にあわてて冊子に載っているあらすじを読むが、覚えられるはずもなく、ページを開きっぱなしにして照らし合わせながら聴くことになった(音がしないよう注意はした)。なんだかすごく面白かった。1曲目もそうだが、各楽器の音も堪能した感も。今朝さっそく、別演奏者だが借りてきていたCDで復習してしまった。

N響定期公演

 Aプロクラムの2日目に行ってきた。デュトワの指揮、ラベルの作品が6つ。最後の「ボレロ」はさすがに知っているが、それ以外は聞いたことがあるが曲の名前とは一致しないか、初めてだった。
 印象に残っているのは、曲そのものよりも咳の多さ。。。空気が乾燥しているためだろうか。そのほか、鼻をすする音、飴かなにかを取り出そうとしているようなガサガサ音、鞄か財布についていると思われる鈴の音。
 咳は「お控えください」と事前に注意できるようなものでもないし、この演奏を聴くのを楽しみにしていたのだろうし、チケットを取っていて「行かない」という決断は私にもできないかな、咳をする人は音楽会に来てはいけない、というのであればとても寂しい、子供OKの演奏会があるのなら咳OKの演奏会はどうだろうか、等々、よけいなことを考えながら聴いてしまった。インフルエンザのときはさすがに行かなかったけど、咳だと我慢すればいいから、と思って私も行ってしまうかもしれない。演奏会に来れるのも健康だからなのだな、と変な感慨をもった。
 が、驚いたことに最後のボレロでは、ぴたりと咳の音がなくなった。演奏者の緊張も伝わるが、客も1音も聞き逃すまいと緊張している感じなのだろうか。たまたまだろうか。ちょっと複雑な気持ちだ。多分偶然なのだろう。

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フランス人間国宝展

 興味はある展覧会だったが、必要事項を全くチェックしておらず、特別展の入場料金が必要だったのも知らなかった。が、意外さもあって印象に残った展覧会だった。
 フランスには日本の人間国宝(重要無形文化物)を参考にした「メートルダール」という称号があるそうで、その保持者と、近く認定されるであろう作家の作品を並べていた。
 入ってすぐ、天目茶碗が数百個(はあると思う)整然と並べられた空間。周囲には、円に風景を描いた焼き物と、円筒形の周囲に風景を描いた焼き物。中国で天目茶碗に魅せられ、作っている陶芸家の作品だそうだ。ものすごい違和感。フランスで陶芸というのも意外だったが、陶芸作品がオブジェとなっている事が消化できない。たとえ結果はオブジェと同じでも、大皿とか、花瓶といった形であるであろう、と思い込んでいたことを認識させられ、かつ、そうでないものが突如示されて戸惑った感じ。円に風景をかいた諸作品、ランプシェードのような円柱形の造形に景色を描いた諸作品。茶碗は、整然と数百個並んでいて、その並びも美しい。ライティングも工夫され、幻想的な世界だった。
 他の作家の作品も面白かった。意図的なのかどうか謎だが、日本のものに触発された作品もあった。今40代くらいの働き盛りの人も多いのも驚きだし、認定されるジャンルも幅広そうだ。この展覧会は15人の作品で、ほんの一握りだと思う。毎年三越他を巡回するような「伝統工芸展」のようなのも、もしフランスにもあれば、見てみたいと思った。同時に、日本ってけっこうすごいものが残っているのかもと思った。私自身は見るだけだが。。。

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またもやN響定期

 今日は「イワン雷帝」。歌があるものは、歌詞の内容がわからないとつらいので予習はほぼしていなかった。が、昨日FMで少し聴いた後、ネットでイワン雷帝について少し読んでみたりした。おかげで今日は字幕の意味がわかりやすかった。
 語りは愛之助。これがすごくよかった。マイクを通すと、声の良さが際立つような気がする。また歌舞伎を見にいきたくなった。
 合唱と、オーケストラと、ソロ歌手2人。主役は合唱のような印象だが、みな素晴らしかった。最後のハミングが発展していくのが圧巻だった。
 字幕がよく見えず、オペラグラスで読む状態だったのが難点だった。メガネも作って、席も自由席の中では前のほうの席だったが、画数の多い漢字が多いとやはりつらかった。

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またもやN響定期演奏会

 この日は珍しく初日公演。開場時間に間に合うように、と思っていたが、全然間に合わなかった。
 前半はヒンデミットの曲が2曲。1曲目「ウェーバーの主題による交響的変容」は動画サイトで聴いてはみたが、直前になって、同じ曲よりもウェーバーの原曲を聴いてみるべきではなかったか、と気づいた。原曲が何なのかもわからないのだが。時すでに遅し。2曲目は、指揮者にとって初演(!)とのことだったが、あまり演奏されないのか動画サイトでも探せなかった。曲はどちらも、ハーモニーは素晴らしいが、申し訳ないがよくわからなかった。他の曲がわかっているわけではないので、おかしな表現だが。いつか、楽しめるようになるだろうか。。。。
 後半はベートーベン5番。他の演奏と比べることはできないが、1小節1小節を大切に丁寧に演奏している印象だった。とはいえ、楽譜をみたこともないので、1小節ごとの様子は実はわからない。すごいパワフルな曲だ!と思って聴いていたが、その後「英雄」という名前だったのを知って納得。
 N響NHKホールでの定期演奏会も、通い始めて約1年。各公演により印象はかなり違うとはいえ、新鮮味がなくなってきて、印象も薄れ始めた気がする。飽きっぽい性格なのは自覚しているが、早くも飽きてきたのだろうか。まだまだわからないことだらけなのだが。

めずらしくオペラへ。。。

 NHK音楽祭の一環の歌劇オネーギン。開演が午後6時、原宿駅から半分くらいは走って、やっと間に合った。
 少し前に市民劇団(合唱団?)の上演を見ていて、筋はまだ覚えていた。が、音楽を聴いても記憶に残っている感じはあまりない。とてもゆったりしたテンポで始まり、印象もかなり違う。オケは、おそらく数えきれないほど演奏しているのだろうなと思わせる安定さというのだろうか。身体から染み出るというか、覚えているのだろうと思わせる。
 税所違和感を感じながら聴いていたが、タチヤナの手紙のアリア(というのだろうか)でぐっと引きつけられた。合唱はすごい迫力。演出その他、その時々の上演によって違うだろうことは承知だが、前回疑問だった箇所も多少解消した。オケの演奏と歌の呼応というか、ハーモニーは本当に素晴らしい。
 それにしても、このオペラの話の筋はやはりひどい気がする。原作の小説はどんななのだろう。 

川崎まで遠出

 数か月前チラシを眺めていてチケットをとった、東京交響楽団定期演奏会にいってきた。
 ミューザ川崎は初めて。ホールに入って、こじんまりとした様子に驚いた。ステージの周りに客席がならんでいる様子はまるで繭のよう。360度方向から視線があるのも、演奏者は落ち着かないのでは?と思う。演奏しているとその辺は関係ないのだろうか。
 今回はステージの後ろの席。演奏者との近さに驚いた。演奏者は前を向いて演奏されるので、音の届き方に事前には不安があったのだが、私の耳だとそれは全く気にならなかった。むしろ、演奏者との距離の近さからに起因する臨場感がものすごく刺激的だ。今どの楽器が演奏されているか、といったことが視覚でわかりにくいのは難点ではあるが(聴覚だけでは私はその辺わからないので)、それを補ってあまりある。
 チケットをとるきっかけとなった曲は、ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第1番。この日は神尾真由子さんのソロ。とても素晴らしかった。(語彙が少なくこれしかでてこない。。)繊細な箇所、荒々しく激しい箇所。もっと曲がわかって聴いていたらもっと違った感動があったのでは、と今書きながら思った。
 

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